『元 “オーパスワン” 醸造ディレクターの女性が造る大注目ワイン!!』
ワインメーカーでありオーナーのセシル・レマール・ダービース女史は、フランスのシャンパーニュ地方出身。大手グランメゾンへのブドウ卸業を営む家庭に生まれ、幼少の頃よりワインに囲まれていました。フランスにてブドウ栽培学、醸造学を修めた後、彼女は世界中の一流ワイナリーで醸造に携わることとなります。
まずは地元のボランジェでシャンパン造りを学び、その後シャンパンメゾンのジャカールに移籍した彼女は、同様の造りで名を馳せる造り手との運命的な出会いにより、生まれ故郷を離れる決意を固めました。セシルが選んだ新たな移籍先は、同じく欧州出身でインシグニアを手掛けたウォルター・シュグ氏がオーナーとなるシュグ。場所はカリフォルニア。シュグでは直接ワインに触れる場に身を置き重責を担いますが、彼女のキャリアアップはこれで終わることはありませんでした。
その後、コーベルやイスラエルのゴラン・ハイツなどで経験を積むと、遂には1998年オーパス・ワンにおけるワイン・メーキングの最重要ポジションである醸造ディレクター(醸造部長)のポストに就任することとなりました。1998年、1999年、2000年と3年連続で醸造部門の責任者として活躍した彼女は2001年オーパス・ワンを去り、ソノマ群ロシアン・リヴァー・ヴァレーに畑を購入し、独自のレーベルを立ち上げます。
手掛けるワインは、彼女のアイデンティティに基づき、故郷シャンパーニュの品種でもあるピノ・ノワールとシャルドネ。彼女の造るワインは優しく穏やかでありながら、ブドウの特徴が余すことなく表現されています。