【業務店様専用】 エミール・シェイソン Emile Cheysson

フランス国内のガイドブックで高評価!シルーブルでとりわけ繊細なワインを造る“エミール・シェイソン”がマコネ地区の才能あふれる生産者をプロデュース!とにかく『濃いだけのワインが大嫌い』なシェイソンは、コート・ドールの繊細さと南ブルゴーニュ特有の豊かな果実味を併せ持つ≪値ごろ感≫のあるブルゴーニュ・ワインを造り出します!

◆ドメーヌ・エミール・シェイソン
エミール・シェイソンは“最も繊細なシルーブル”を造りだす生産者の一人です。1868年に設立された歴史あるドメーヌで、17世紀に作られたというセラーに様々なワインを眠らせています。自ら醸すワインはもちろん、ボージョレ地区やマコネ地区の才能ある生産者に声を掛け、自らプロデュースしたワインもこのセラーで保管しています。とにかく『濃いだけのワインが大嫌い』と主張する彼の造るワインは、とにかく軽快で繊細、気品さえ感じる事が出来ます。今回はシェイソンがプロデュースするマコネ地区の最上ワイン【プイィ・フュッセ】と、プイィ・フュッセに隣接する隠れた逸品【サン・ヴェラン】をご紹介します。

◆マコネ地区のテロワール ~プイィ・フュッセ&サン・ヴェラン~
ブルゴーニュの最南端に位置するボージョレ地区の少し北側に位置するのがマコネ地区。ここでは主にシャルドネ種から白ワインが造られています。この地区最上ワインは、南に位置する【プイィ・フュッセ】で、そのさらに南側に隣接するのが【サン・ヴェラン】となります。それ以外の地区は日常消費用ワインとして最も生産量が多い、マコン、マコン・ヴィラージュの区画です。

マコネ地区のテロワールは、石灰質土壌が多い場所ほど秀逸なワインが造られると言われています。その石灰質土壌が一番多く出てくるのがプイィ・フュッセ。同地区最上のワインとされています。石灰質=ミネラルが多く吸収されるため“マコネ地区の最上ワイン”と呼ぶのに相応しい、より繊細で複雑味のあるワインが造られています。

プイィ・フュッセでは、そのテロワールを最大限生かすために、ブドウ樹の枝を地面と平行に伸ばす方法でブドウを栽培します。平行に伸びた枝に実を付けることで、全てのブドウの実が地面から一定の距離に保たれます。これにより全てのブドウが同じように熟していくので、ムラなく一番良い状態でブドウを収穫する事が可能となります。

しかし、逆に言うと全てのブドウをダメにしてしまうリスクもあり、かなり労力を使う栽培方法とも言えます。コート・ド・ボーヌ(特にムルソー等)のような偉大なワイン産地では当たり前の様に行われている栽培方法ですが、マコネ地区ではおそらくこのプイィ・フュッセくらいでしょう。