“スクリーミング・イーグル” “ダラ・ヴァレ” などのパーフェクト・ワインを数多くリリースしてきたハイジ・バレット女史。その彼女のワインスタイルの礎となったのがこのビューラー。彼女の5年間にも及ぶビューラーでの醸造経験が、あの偉大なるワイン達を造り上げたと言っても過言ではありません！このビューラーは、彼女の哲学を受け継ぐ“元祖”ハイジ・バレット・スタイルのナパ・ワインなのです！

2004年から造られる、ビューラーの自社畑の中で樹齢の一番高い（1971年植樹）カベルネ・ソーヴィニヨンの区画から造られる最上ワイン。この区画は、マイクロ・クライメット（微気候）と呼ばれる、非常に乾燥した区画で、これにより非常に凝縮したブドウが出来ると言います。熟したブラックベリーやプラムの香りにスパイシーさが混ざる魅惑的なワイン。非常に魅惑的なブルーベリーやブラックベリー、熟したプラムの香りにスパイスを感じる。熟成に使われる50％のフレンチ・オークからか、ボルドー右岸地区の偉大なるワインを連想させる。非常に完成度の高いワインで、口に含むとアタックから中間の味わい、そして余韻へとビューラーらしくまったくひっかかりのないタンニンと果実のボリューム感が一貫して現れる。全体的にリッチで旨味の凝縮感があり、他のビューラーとはあきらかに格の違いを感じさせる。